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バーンズ・ナイト 

昨日、春は近づいている、と書いたと思ったら、
今朝はこのような様子に。
20070122213637.jpg

先週、嵐の中をVillageまで歩いて出かけ、人もまばらな町の
お魚屋さんの前、強風吹きすさぶ中、立てかけられていた看板に

「1月25日、木曜日、ハギスを予約しよう!」(marimari意訳)

と書いてありました。


ハギスとは、スコットランド名物の、腸詰めなのですが、
それが、なぜ、1月25日にわざわざ予約を呼びかけられているのでしょうか?


日本人には、さっぱり分からないので、sonosonoの同僚A君から
ぜひ、回答を得るよう、強く強く、頼んでみました。

そして、sonosonoが言うには・・・
「ポエトがあって、歌ったり踊ったりしてハギスを食べる日なんだって」


  ・・・ポエト、歌、踊り???

さらに、詳しい情報を要求してみましたが、

「ハギスで調べたら、インターネットで分かるよ、きっと」
と言います。


というわけで、例によって、型通り調べてみました。




(朝の芝生・・・雪がなかなか溶けずに、氷っています)
20070122213643.jpg






キーワードは、ハギスですが、ハギスってご存知でしょうか?
Wikipedia、ハギスの項目はこちら
私も、知識としては知っていますが、実物はまだ見たことがありません。

そんな、ハギスの画像をご紹介。









haggistame.jpg haggispeeking.jpg
haggisgold.jpg←こちらは、ゴールデンハギス

いかがでしょう?
見たことありましたでしょうか??


ハギスハント公式サイトより画像をお借りしました。


ハギスとは、スコットランドのハイランド地方山中に
密かに生きている伝説の生き物。
三本足ですばやく動き回り、個体数がとても少ないので、
見つけることは、しごく困難なのだそうです。
ちなみに、ネス湖に生きていると言う風評は、ウソなのでご注意下さい、
とハギスハント公式サイトには書いてあります。



12月から1月25日までという期間で、スコットランドの新聞社が、
毎年「ハギスハント(Haggis Hunt)」というハギス捜索イベントを
開催しています。
このサイトの10個のハギスCOMを監視して、
その映像でハギスを目撃したら報告!
すると、すばらしい賞がもらえるそうなので、興味のある方はどうぞ。

日本にあてはめてみるならば、「つちのこ」の仲間ですね、たぶん。






20070122213649.jpg






さて、
冒頭の、私の疑問、1月25日の為になぜ、ハギスを予約するのか?
に戻ります。
そういえば、ハギスハントの期間も、1月25日の木曜日まで。

ハギスにとって、1月25日は特別な日。
スコットランドの誇る、詩人、ロバート・バーンズの誕生した日なのです。


ロバート・バーンズとは、こんな方。

ロバート・バーンズ詩集 ロバート・バーンズ詩集
ロバートバーンズ研究会 (2002/11)
国文社




英語のサイトはこちら→Robert Burns Tribute



恋と酒と歌を愛した熱烈なスコットランドの詩人ロバート・バーンズ。
小作農家の息子として生まれた彼は、優れた詩人かつ作曲家、
そして、スコットランドの伝統的な唄の収集家でもありました。

農業に戻って失敗した彼は、消費税徴収吏になりましたが、
その地でわずか37歳の短い人生に幕を下ろしています。


バーンズについて、私が知っていたことは、ほとんど無いのですが、
体制を皮肉に攻撃するものが多かったそうなのですが、不思議にも、
エジンバラの文学エリートたちの間で人気を博したのだそうです。


私達日本人にも、有名なのは、「蛍の歌」の詩作者として。

古くから、仲間達との別れの宴で、最後に再会を誓って歌われていた、
スコットランド民謡 'Auld Lang Syne'(英語では"old long since")。
この民謡の歌詞を現在伝わる形にしたのが、
この、ロバート・バーンズです。


「昔なじみを忘れてなるか、想い出さずにいられるか。
 昔なじみを忘れてなるか、遠い昔のあの頃を。

 いざ、遠い昔のために、友よ、遠い昔のために。
 われら友情の酒、酌み交わさん、
 さあ、遠い昔のために」



彼の誕生日1月25日には「バーンズ・ナイト」と呼ばれる宴が、
その規模は壮大な会場での格式的なものから、
地元のクラブやパブでの打ち解けた集まりまで様々に催されます。


華やかなイベントではバグパイプの演奏と共に、
料理されたばかりのハギスがキッチンから運ばれてきて、

そしてメイン・スピーカーがバーンズの詩を詠みながら
ハギスを切っていくのだそうです。

宴の間に、バーンズを讃えたり、
バーンズの詩を使って自惚れている点を自慢しあったりしながら、
何度も乾杯するので、
いつでも杯に液体をいれておかなくてはいけません。

そして、宴の締めくくりには
'Auld Lang Syne'(蛍の光)を歌うのだそうです。



(午後4時過ぎの空。夕日が射していますが、かなり明るくなりました)
20070122213654.jpg



同僚A君は、ハギスはおいしいものじゃないよ、と言ったそうで、
sonosonoも興味のないふりをしていましたが、
先日、スーパーで、ハギスなるものを、こっそり探していました。
やはり、気になりますよね。






Address to a Haggis.

Fair fa' your honest, sonsie face,
Great Chieftan o' the Puddin-race!
Aboon them a' ye tak your place,
Painch, tripe, or thairm:
Weel are ye wordy of a grace
As lang's my arm.

The groaning trencher there ye fill,
Your hurdies like a distant hill,
Your pin wad help to mend a mill
In time o' need,
While thro' your pores the dews distil
Like amber bead.

His knife see Rustic-labour dight,
An' cut you up wi' ready slight,
Trenching your gushing entrails bright
Like onie ditch;
And then, O what a glorious sight,
Warm-reekin, rich!

Ye Pow's wha mak mankind your care,
And dish them out their bill o' fare,
Auld Scotland wants nae shinking ware
That jaups in luggies;
But, if you wish her gratefu' pray'r,
Gie her a Haggis!

ハギスに捧げる詩

  原詩はゲール語だそうです。
  抄訳を見つけました

だが、
ハギスを食べて育った田舎者を
よく見よ
震える大地は
彼の足音を轟かせるし、
剣を持たせればあっという間に
敵の足を、腕を、
そして首を斬ってしまうに
違いない

だから神様、
誇り高きスコットランド人には、
シチューのような水っぽい料理を
お与え下さるな
そしてもし彼女の祈りを
かなえて下さるのなら、
どうぞハギスをお分け下さい!







sonosono便り
さきの週末、ずっと徹夜でネット遊びしていたsonosono・・・
おかげで、家族内で時差発生。
テレビかご飯でつらないと起きてきません。

まるで、一人暮らしをはじめたばかりの大学生のようです。

日曜の夜も、おそらく3-4時頃まで起きていた様子なので、
当然、今は、くーくー寝ています。


ブログ書き放題なので、良いのですけれどね。
(おやつも食べられないし♪)







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<追伸>良かったら、コメント書いて下さいね。

コメント

はぎす?
Wikipediaをみてみるとおいしいとはいえないようですね?
私は、ラム・マトンの類がだめなので・・・・・
(実はうちの犬はラム&ライスが普通の食事なのです。手作り食です。かかりつけの獣医さんがてづくり食推進派なので)
地方によっていろいろな行事や食べ物がありますね。
イギリスの食事は大味だと聞いたことがあります。どうなんでしょう?
先日のお写真はやっぱりサフラン?クロッカスではないとおもいますが、なにか似たようなお花かもしれません。日本では梅がほころび始めましたよ。
ハギス!
昔々、「ER」を見てたら、スコットランド出身の部長先生が、バーンズナイトにはしゃぎすぎて骨折し、キルト姿で運び込まれて、研修生達に驚かれ、いつもはクールな部長先生酔っ払って「今晩中にハギスを食べるんだー!」とか騒いでたシーンが印象的で、ハギスの名前だけは知ってて、興味がありました。
でも、どう見てもおいしそうじゃないですね。
>rikaさん
毎日、手作り食!しかも、人間は食べないものを別に!!愛ですねえ。
sonosonoも、ラムがだめなのですが、時々鶏と豚以外が食べたくなって、私一人でラムを食べてます。ハギスはまだ見たことも食べたことないんですけれど・・・どうなんでしょう?納豆嫌いにとっての納豆みたいなものかしら?と思っているのですが。
イギリスの人気外食は、①インド料理、②中華料理だそうです。(先日インドが中華をこしたとのこと)

私はサフランに、すんごく期待♪しています。サフランだったら良いな。
>翔太ママさん
ER、第6シーズンぐらいまでは、見ていたのですが、覚えていなかったです、そのシーン。どのシーズンだったのでしょうか?今見たら、また、興味深く見ることができそうです。
ふふふ、そうですか。そんなシーンが。
文化を知るって楽しいですね、楽しさが2倍になりました。

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