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正しいタマゴへのオマージュ 

ちょっと悩んだのですが、
今日は、人生初のトラックバック日記です。
20070124232143.jpg
(この中に、飛行機が飛んでいます。どこか分かりますでしょうか)

先日、南半球で正しいタマゴの話があり、謎のサルモネラの噂が・・・
というコメントをしてしまった私ですが、
サルモネラの噂は世界を駆けめぐっているのですね、
コメントを返していただき、はたと考え込んでおりました。


20070124232150.jpg
(拡大図)


卵とサルモネラの関係は、大学でならったと思うのですけれど、
欧米の卵はサルモネラがいるので、卵かけご飯はしちゃ駄目、って
いったいどこから聞いたのでしょう?
(ちなみに、テストの山は、サルモネラと亀の関係でした)


(今日も天気が良くて気温が下がったため、道路も凍っていました)
20070124232158.jpg




サルモネラというのは、ヒトや動物の腸管の中に生息し、
食物や水を介して感染する、古くから知られた病原性のある細菌です。


世界的には、1985年英国で報告されて以降、
鶏卵によるサルモネラ食中毒が多発し始め、
1989年3月、WHOで
「鶏におけるサルモネラの多発とそれに伴うサルモネラ食中毒」に関する
緊急会議が開催されました。
日本では、遅れること4年、平成元年(1989年)になって、
サルモネラによる食中毒が突然、多発し始めたそうです。


鶏卵のサルモネラ汚染が大問題となった英国では、
1986年に英国卵生産者および卵包装業界が
the British Egg Industry Council (BEIC)≒英国卵産業(marimari訳)をつくり、
ライオン印のライオンクオリティー卵を市場に出荷しています。
20070124232242.jpg


このサイトによると、
ライオン印のパッケージと、ライオン印の印刷された卵は、
高い基準で生産された証拠。


このライオン印企画は、1998年に始まったもので、
サルモネラワクチンを打たれた元気な鶏グループから生まれた卵を
衛生的にパッケージされたもののみに許されます。
20070124232300.jpg


この企画により、
2001年には、
鶏へのワクチンがヒトのサルモネラ感染を半減したというレポートを
英国政府の委員会が発表し、

2004年には調査した英国鶏卵28000個中に
サルモネラ汚染は発見されなかったそうです。



英国での鶏卵国内生産は100%ではなく、輸入にも頼っているのですが、

海外渡航者のための感染者情報という日本政府のサイトに
英国外で生産され国内で小売りされた鶏卵でのサルモネラ菌汚染調査結果
というページがありました。(国内というのは英国国内のことです)

その英国食品基準局の発表を読むと・・・
(詳細については、サイトを御覧下さい)

ヨーロッパ食品安全機関で規定された
産卵鶏のサルモネラ汚染目標最低値まで下げる努力を
ヨーロッパ各国が行っており、
2008年までにそれが出来なければ、
義務的な鶏へのサルモネラワクチン接種が実施される予定だそうです。


日本では鶏へのサルモネラワクチンは、一般的なことではありませんが、
衛生観念が強いためなのか
鶏卵のサルモネラ汚染は、卵1万個に対して2-3個の割合という発表です。
週に2-3個食べたとしても、計算上なかなか当たるものではありません。

また、仮に検査で汚染が検出される場合でも、
産卵直後、菌は100個程度なのだそうで、
この量では通常食中毒を起こしません。

というわけで、
サルモネラ食中毒対策において重要なのは、菌量を増やさないこと。


当初、鶏卵のサルモネラ汚染は、
消化管内に寄生したサルモネラが、産卵時に卵の殻に付着するためなので、
卵の殻を洗うと良いという話があったのだそうですが、

現在、抵抗力の弱った鶏の場合、
腸管のみでなく、卵巣や卵管にも寄生しており、
卵の内部まで汚染されていることが分かっています。
卵の殻をあらって良しとするのは、ナンセンス。


サルモネラ食中毒を防ぐ対応としては、
購入後は冷暗所(10度以下)に。
賞味期限内に食べる。
割ったらすぐ食べる。
が推奨されています。



英国鶏卵とサルモネラの関係について
結論をいうと・・・

我が家でも、(英国卵産業による)
正しいライオン印の卵を食べていました。
(しかも、オーガニックで放し飼い)
20070124232217.jpg
          (↑ここにライオン印)

これで、心置きなく
日本と同様に、卵かけご飯や温泉卵が食べられます。

ブログ書いててよかったです。
20070124232204.jpg



追記:バンコクに、NZの「正しいタマゴ」が輸出されているそうです。
   そして、バンコクの卵、他、色々なお話が、ママ・チットロムさんのサイトにあります。
   追加リンクをはりました。(1月26日)




sonosono便り
夕刻、
「ポールいますか?」と英語で電話がかかってきました。
  ・・・ぽ~ぉぉる??番号間違えていらっしゃいますよ。
と答えたら、
「OK。ノープロブレム。」と言われました。

この会話のやりとりが、よく理解できない・・・
「間違えてごめんね。」「いいのよ、ノープロブレム♪」
というふうに、
私がいうせりふじゃないのかしら、のーぷろぶれむって・・・
と思う日本人の私でした。





クリックして、一票いれていただくと、張り切ります。


<追伸>良かったら、コメント書いて下さいね。

コメント

サルモネラと亀
以前、このせいで家の中の水槽で飼っていたミドリガメを外に出された記憶があります。輸入のミドリガメにはサルモネラ菌が?というようだった記憶がありますが、あの時は訳もわからず悲しかったな。v-86
学生の頃、鶏の有精卵を孵化させたことがあります。転卵とかして大変でした。でもこの卵でインフルエンザのワクチンができるんですよね?
卵丼とか、プリンとか大好きです。
ほほ~。
トラバありがとうございました。
すごいですねえ、イギリスの卵って。
NZではそこまで管理してるのかなぁ、
・・・と探してみたのですが挫折しました。
ライオンマーク、由緒正しい感じですね。
さすが大英帝国!

ところで間違い電話の件、私も同感です。
いつも「こっちの台詞じゃ!」と思ってます。
こんにちは!
コメントありがとうございます。
インドに駐在していた頃から、主婦の間ではサルモネラ菌って殻の中にも入る可能性ががあるのかどうかということは、話題になっていました。
今回この記事でそのあたりのこともクリアーになりとてもためになりました。何の情報もなくただ怖がっていることを心もとなく感じていたので、長年の疑問が解決してとても嬉しいです。ありがとうございます
トラックバックと、リンクを貼らせて頂いてもよろしいでしょうか?
今後ともよろしくお願いいたします。
>rikaさん
そう、そうなんです。亀についたサルモネラが問題だったのですが、分からないですよね、子供には。たぶん、元気なヒトだったら大きな問題にならないのでは、とも思うのですが、子供のうちは、手洗いなども徹底できないし・・・
ワクチン1年がかりでつくるそうですよ。そうえいば、ちょっと前に、その卵が感染してしまって何ロットか駄目になったというニュースがありました。(供給には問題なかったようでよかったのですけど)
プリン大好きです。日本でいっぱい食べて帰りました。
卵丼もこれで、心置きなく半熟が楽しめます。良かった♪
>きなこさん
あの得体の知れない卵の殻のマークにそんな秘話があったなんて!と自分の記事に感心しております。
いや、本当に大英帝国頑張ってますよね。
これで、生卵の謎も、鶏のサルモネラワクチンの謎も分かるようになって、温泉卵も食べられるようになって大喜びです。

間違い電話・・・本当にどっちの台詞じゃっ、でした。
なんだかケムにまかれて、
Bye! See you!!って言いそうになりました。
もうかけてきて欲しくないのに。
>ママ・チットロムさん
ご訪問、コメントありがとうございます。
殻だけでなく、白身の所に潜んでしまうのだそうですが、新鮮なうちに食べれば、通常問題ない菌量だそうです。どんな食材でも、同様だな、と私は感じました。
無駄に恐れていたのが分かって自分で自分を褒めていたのですが、読んでいただけて喜んでいます。

トラックバック、リンク、もちろんよろこんで。
ありがとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。

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