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古代ローマに思いを馳せる~チェスターその3 

英国に、寒波が近づいているので、明日は雪の予想だそうです。

写真は、チェスターの代表的な黒い木組みの建物。
絵葉書や観光案内の表紙にもなっています。
上下二層になって店がならび、
二階部分に屋根の付いたバルコニーの歩道がある
チェスター独特の建築様式、ロウズ。
20070207184319.jpg

当時の建物は、通常、地下部分を掘って、倉庫、店にしたそうなのですが、
チェスターの場合、床岩のため、地下室を地階に設けることができず、
このような形になったといわれています。

チェスター観光~その1その2の続きです。

チェスター旧市街を取り囲む城壁遊歩道を一周しおわり、
イーストゲートで旧市内へと歩いて向かいました。

下調べという言葉はsonosonoの辞書にはありませんので、
とりあえず、目立った建物に向かいます。
(実は、この前に向かった先は、駐車場&裁判所・・・
sonosonoの勘が当てになるかどうかは、五分五分です)
この回は、大当たり!
正面奥に見える大きな四角い建物は、チェスター大聖堂でした。
20070207184328.jpg

大会堂があった場所に、1092年修道院を建築開始。
その後、増改築を繰り返しました。
1540年、ヘンリー8世によって解散を命じられましたが、
翌1541年、大聖堂として返却されています。
20070207184408.jpg

18世紀には修復が必要な状態になっていたそうですが、
本格的な修復が開始されたのは19世紀半ば。
様々な様式が入り混じってはいますが、
中世の修道院の配置と多くの特徴が残されていて、
かつての修道士の生活を垣間見る貴重な手がかりとなっているとのこと。
(といっても、さっぱり何のことやら私には分かっていませんけれど)
20070207184505.jpg

          ↓ここらへんにsonosono。
20070207184521.jpg



チェスター大聖堂を出て、向かったのは、
デヴァ・ローマン・エクスペリエンスという、資料館です。
かつて、チェスターはカストラ・デヴァと呼ばれていました。
ラテン語で城や駐屯地を示すcastra(派生して古英語で町を示すceaster)。
4ポンドちょっとの入場料がいるので、sonosonoが引き返しかけたのですが、
まぁまぁ、そう言わず・・・と引っ張って入館しました。
古代ローマ時代の店や公衆風呂を再現した人形などを見ながらすすむと、
チェスターの町で、いかに考古学的に発掘作業をおこなってきたか、
という短い映像が上映されているのを鑑賞します。
その後、狭い階段をおりると・・・

チェスターの町の地下深くに眠るローマの地層を見ることができます!
20070207212003.jpg

赤がローマ時代、青はサクソン時代、
緑が中世、黄色が中世後の地層です。

今、yahooの辞書で調べたら、
中世とは、ローマ帝国分裂の4世紀末から15世紀の
東ローマ帝国の滅亡および16世紀にかけての
ルネサンスおよび宗教改革に至る時代を指すと書いてありましたが、

この表示では、サクソン時代が別に書いてありますので、
きっと、サクソンが居住していた
400年頃から1069年(ウィリアム征服まで)がサクソン時代。
その後、15世紀から16世紀までが中世と分けられているのではないか、
と思うのですが、どうでしょう?
20070207184542.jpg

チェスターの町並みも、城壁遊歩道も、
ここには書かなかったのですが、英国最古の競馬場ルーディーよりも、
このチェスターの地下に眠る古代ローマに最も惹かれました。

そういえばsonosonoは、こんな低い城壁では、敵から守れないよ、
と城壁散歩の時に言っていましたが、こんな深くに沈んでいるのですもの。
昔はもっと高かった可能性があるんじゃない?

最強といわれた古代ローマの第20軍団が駐留していた町、デヴァ。
すぐ南のウェールズ攻略の為に、ローマ人が要とした駐屯地でした。
いったいどんな人たちが、この地に住み、
どのような会話をしていたのでしょう?










sonosono便り
この後、少しお散歩してマンチェスターに帰ったのですが
鉄道駅について、あと10分後のマンチェスター行きが利用できる、
という段になって・・・
僕、ちょっと行って来る、と立ち去り、10分間こもっていました!

英国の鉄道ですから、時刻どおりには来るわけがないのですが、
でも、あせってしまって、利用ホームの読み方を間違え・・・
マンチェスターって言ったから、これだよ、とsonosonoの助言もうけ、
乗ったはよいが、やはり、間違い・・・

延々と南に向かってしまいました。
15分後くらいの名前も読めない駅で降り、チェスターに戻ったのですけれど、
初め、列車のアナウンスが何をいっているか全く分からず、不安でいっぱい。

今回使った、APPRIVAという鉄道は、
ウェールズからイングランド、スコットランドを結ぶ鉄道会社です。
ウェールズ人は、こよなくウェールズ語を大事にしていますので、
まず、ウェールズ語がアナウンスされるのです。
(英国ですので、続いて英語も放送されます)
うわぁ、ウェールズ語かあ・・・分からないはずだよねえ
と感動している私でしたが、
sonosonoは、もくもくとクリスプス(ポテトチップス)食べてました。

うむむ、言葉が分からなくても、気にならなくって、幸せそうだねえ、君は。








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コメント

幽霊
絵本のような写真だなーと思いました。そうでなかったらドールハウスとか・・・・
日本では歴史的な寺社仏閣では写真撮影禁止のところが多いですが、チェスターではokですか?
ここらへんにsonosonoというお写真、どこ?と思うとうっすら白い影が、幽霊じゃなかった・・・
すごいですね、この教会はもう千年近く、英国がカトリックだった頃から宗教改革のどろどろの時代も経て今も生き続けているんですね。
キリスト教徒でない私もどきどきします。
ステンドグラスがものすごく綺麗ですね。青い色は実際眼で見たらどんなにか美しいのでしょうね。
ウエールズの人にとって言葉は方言ではなくて母国語なんですね!日本でも自分の生まれた土地の言葉をそんな風に誇りをもてたらいいなあと思いました。
  • [2007/02/09 05:36]
  • URL |
  • ママ・チットロム
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲
>rikaさん
そうです!物語の中みたいな町並みでした。
ヒトを写すのは、プライバシーの問題で厳しい、
という話を聞いたことがあるのですが、
資料館や博物館など、写真は実にオープンです。
さすがに、雰囲気も悪くするし、痛んだらダメよね、とフラッシュはたかないように気をつけています。

ふっ、幽霊ではないのデス!たまたま、ウロウロしてて映り込んじゃったんですよ。いつもは写るの嫌がるのに、どうしたんでしょう?気付いていないだけという話もありますけれど。
>ママ・チットロムさん
どろどろ・・・確かにドキドキしますね。本当です。

ウェールズは一旦、イングランドに母国語を禁止されていた時期があって、言葉を失いかけたので、余計、大事にしているようです。ウェールズに行くと、バイリンガル(ウェールズ語&英語)の表示になるので面白いです。濃い髪の色をした小柄な方が多いので、親しみがわきます。国のシンボルは赤いドラゴン。
英国は、一つの国単位ではあるけれど、一つの国ではない、というのが興味深いです。ウェールズびいきでしたけれど、イングランドも好きになりました。アイルランドも、スコットランドも知人ができましたし。

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