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リビー・ジオン法&赤鼻でお願いキャンペーン 

今日は、-1度まで冷え込みました。
春ですね、って言ったばかりなのに!
カレンダーを見て気付きましたが、
一夜明けると、日本の皆さんは21日、祝日ですが、
英国は、普通の水曜日です。
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「つれづれなるモナカ」の「赤鼻でおねがい」で
故・中原利郎先生と医療従事者の労働環境について私が書いた
「ある遺書、そして始まり」をとりあげていただきました。
(もちろん、「ママの毎日」の、もなかさんの日記も)

素晴しい!

簡潔に、分かりやすく、そして明快に
美しく説明しておられます。
(↑うちの教授のものまねじゃありません、多分・・・(笑))


さすが、大物ブロガー。

きなこさん以外にも、
素敵な文筆家の方にも取り上げていただいており、
心から感謝しております。


20070317111708.jpg



さて、
今から二十数年前、1984年のニューヨークでのことです。
18歳のLibby Zion(リビー・ジオン)は
高熱で真夜中に病院の救急外来を訪れました。

7時間後に、彼女は亡くなります。
彼女の死の直接原因は、いまだ、議論されているそうですが、

極度の興奮状態を抑えるために投与されたメペリジンという薬と
彼女がうつ治療の為に飲んでいた
フェネルジンの組み合わせが彼女に死の原因となった、
というのが最も考えられている原因です。


彼女の父、Sidney Zionは、彼女の死に対し、
裁判をおこします。
彼は、ニューヨークタイムズ紙のライターでもあったのですが、
娘の死を、単なる1個の医療ミス訴訟にしたくない、と考え
レジデント(最初3年間の研修中医師のことを指します)の
長時間勤務が引き起こした構造的な医療ミスである
という主張とし、積極的にロビー活動を行いました。


Libby Zionを担当したレジデントは、すでに
20時間近くの連続勤務をおこなっており、
研修指導の監督不足と、長時間勤務による判断力低下が
彼の娘の死を引き起こしたのだ、と主張されたのです。

20070320213426.jpg


ニューヨーク大陪審は、担当だった若手医師を起訴せず、
19ヵ月後に、ニューヨーク州では
彼女の名前をとった「リビー・ジオン法」という
ニューヨーク州法が制定されました。

長時間過酷な勤務にレジデントをつかせてはならない、
という法律です。


(米国では日本と違い、レジデントが終了すると、
 レジデントのような長時間の過酷な勤務につくことは
 ないようなのですが、

 彼らは自分のレジデント時代を振り返って、
 もうあのような体験は、二度としたくない、と答えるそうです。)



ご自分のお子さんをなくされて、
どれだけ苦しまれたか、想像できないほどなのに、
その責任を個人のみに追求するのではなく
システム改善のために、活動する・・・

自分自身、医師ではありますが、
自分の身におきかえてみて、
実際に、同じようなことが出来るかどうかわかりません。


20070320213432.jpg


これは、アメリカ合衆国という国民性なのか、
と思っていたのですが、

日本でも、シンポジウム 小児医療を考える
という会のシンポジストとして、
故・中原利郎医師の夫人・のり子さんが発言されているとともに、
小児医療被害者家族であるお二人が参加しておられました。

サイトにはシンポジウム発言記録も載せてありますが、
お二人とも、「小児医療」を救おう、
「救える命を救おう」という意思をもって、
小児医療体制を改善する活動をしておられます。



故・中原先生の労災を認めるお願い手紙を出す運動も、
小児医療を、そして、医療全体を改善する助けとなりますように。


20070318174020.jpg




過酷な勤務の末、うつ状態になり、
「うつ」という病気の為、自らの命を断つことになってしまった
故・中原利郎医師の過労死認定にご助力お願いいたします。
小児科医師、中原利郎先生の過労死認定を支援する会では、
まだ、引き続き、葉書による協力をお願いしておられます。


このブログでは、
一人でも多くの方の目にとまるように
勝手に「赤鼻でお願い(笑)・過労死認定を支援するキャンペーン」
開催中です。
(英国本来のRed Nose Dayキャンペーンとは趣旨が違うのですけれど)



で、社長。

昨日、20070319214657.jpg って、言ってましたよね。

どうなりました?


20070320213439.jpg

あっ!もなかさんちのレオン君も似合ってますね~、赤鼻。
でも、お散歩は「お願い葉書をお願い」してから、
という案はどうでしょう?

(特別出演:もなかさん宅のレオン君)
赤いお鼻はこちらでどうぞ。




リンクをいくつか作っておきます。
「小児科医師、中原利郎先生の過労死認定を支援する会」

支援する会がつくられた
厚生労働省、東京労働局、新宿労働基準監督署あてに
控訴断念を呼びかける葉書の文面と宛先をプリントアウトできる
「お願い葉書・pdf文書ファイル」

私の書いた日記「とある遺書、そして始まり」
実際に中原先生にお嬢様を診ていただいておられたもなかさんの日記「ある小児科医の労災認定」
きなこさんの日記、「赤鼻でお願い


賛同していただけましたら、どうぞ、
葉書でお願い!をよろしくお願いいたします。







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コメントもお待ちしております。

コメント

今まで読み逃げしてましたけど、初コメントです。
今回の中原医師についての判決は、社労士の私と
しても興味深いものがありました。
なぜ監督署は労災認定をしなかったのか?を
駄文ですが私なりにブログに書いてみました。
今回の死を無駄にせず、労働行政も真剣に考えて欲しいものです。
ホメられちった
えっと、大物ブロガーのきなこです。(照)
私はまりさんの淡々とした文章が好きなので
ちょっと難しいことを書く時には
いつも頭にまりさんを描いて、知能指数50%増量!
のイメージで書いております。成功したかな!?

アメリカはこういう個人の名前を冠した法律の制定が
素早いですよね。いつも凄いなぁと思います。
日本も少しずつ変わることを願っています。

レオンも登場させていただき恐縮です。
まりさん→きなこさん のリレーで葉書を一枚でも多く
送っていただければ嬉しいですね。
アメリカにはメーガン法とか教訓を生かした法律が色々あるようですね。
そのせいで被害者が減ればせめてもの供養になるでしょうか。
日本はやっぱり慎重というか動きが遅い気がします。
>akionさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
そうです、そうです。
今、起こっていことをちゃんと見て検討して欲しいと思います。
事件は、現場でおこってるんだ!という名言?がありましたね。
>きなこさん
あ、天才大物ブロガーさんだ!(笑)

アメリカ人なんか、嫌いだいっとスネルことがありますが、
でも、こういうところが、彼らのスゴイところで、好きです。
さすが、大国をつくりあげた人たち。

たくさんの方が、小児医療現場のことを知って、考えてくださっているのだなぁ、と嬉しく思っています。
えっと、スイセン
今日は名前のわかんないものばっかりの画像です。特に真んなかの紫。木の花ですよね?つつじみたいな花だけど葉っぱはつばきですな。
リビー・ジオン法知りませんでした。毎日いろいろ勉強させてもらってます。鼻も花もです!日本でも最近どんどん法律が変わっています。個人情報保護法とか本人確認法とか今までは考えられなかったような対応が必要になってます。あーサービス業はつらいです。
>もなかさん
彼女とご家族で、世界中で有名になった法律をつくったのですから、供養にならないはずないです。
(もちろん、ご本人が生きているのが、一番で、それを思うと言葉に詰まるのですけれど)

医療関係でなくても、日本の労働環境は厳しいですよね・・・転勤やら、長時間残業やら・・・
>rikaさん
最初の2枚は、あの、りんごか梨か?とにかく、私には良く分かっていない花の経過観察中記録です!
真ん中の紫の花は何なのでしょう??
あ、鼻も花ですか、そうでした。

本人確認法??それは初耳。

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