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犬のお薬 

とある犬ブログを愛読しているのですが、その登場人物(犬)ポメラニアン・おす、チャーリーが心臓病(内服加療中)なのだそうです。
実家にいた愛犬マルチーズ・めす、も心不全だったのですが、本屋さんのペット本によると、マルチーズだけでなく、小型犬は僧帽弁閉鎖不全症にかかりやすいとの事。
ポメラニアンも小さい犬だものね・・・と読んでいたら、チャーリー君も僧帽弁閉鎖不全症。同じ病気でした。

マルチーズ・めす、の心不全治療の際には、獣医さんからACE阻害剤と利尿剤が処方されて、人間と治療があまり変わりないことに驚きました。
でも、考えてみれば、効いて当たり前です。人間の薬を認可するまでには、人間以外の動物たちが、代わりに安全性を確かめてくれているのですから・・・改めて、感謝。


さて、そのチャーリー君(二つ名を持っていて、またの名をチャリ男といいます)が、最近、咳が出るようになって、新しいお薬を処方されたのだそうです。
その名はVETMEDIN。この名前からは、いったい何なのか分かりませんね。
・・・獣医さんのお薬、ってこと???(あってますか?)


VETMEDINにリンクをはっておられたので、クリックしてみました。
お薬のサイトなのに、アニマルヘルス用はかわいい!!(飼い主さん用だから、というのもあると思いますが・・・)と、喜びながら、見てみると、
「流出血管を拡張させ、心臓仕事量を減少させて、同時に、流入血管も拡張させて、心臓内圧を下げる。他のよく使われる循環器薬とは異なり、より、効果的に心臓のポンプ作用を助ける」
のだそうです。
一般名(成分)が書いてないけど、何でしょう??これだけでは、何のお薬か分かりません。


下の方まで見てみると、ベーリンガーインゲルハイムの名がクレジットされています。
上記効能で、ベーリンガーなら・・・








答え:ピモベンダン(アカルディ)

ベーリンガーはアニマルヘルス部門にも力いれているのですね。知らなかった。
ベーリンガーの発表しているアニュアルレポートサマリー2005によると、
小動物用医薬品分野ではVETMEDINが世界で24%のシェア増加したのだそうです。すごいですね。


メーカーからの情報だけでは、頼りないので、論文検索もしてみました。
(時間がたっぷりあって困っているのです・・・)

Journal of the American Animal Hospital Association 42:90-93 (2006)
© 2006 American Animal Hospital Association
に掲載されていて、タイトルは・・・

Pimobendan in Heart Failure Therapy – A Silver Bullet

Silver Bullet?・・・銀の弾丸・・・
(abstractのみfreeで読めます。)
人間と同様、利尿剤やACE阻害剤などとのcombination therapyで用いた症例でレポートされています。この場合、吸血鬼は、DCM(拡張型心筋症)や弁膜症による慢性心不全で、VETMEDINが吸血鬼を倒す究極の武器、銀の弾丸を比喩しているのでしょうか。 それとも、お値段が高いってこと?


VETMEDINのオーストラリアサイト、cuteです(注意:音がでます)。
スクリーンセイバーをダウンロードしてしまいました。
(ベーリンガーの回し者じゃないけど、スクリーンセーバーが気に入ったので、リンク設置。)
オーストラリアベーリンガーさん、ありがとう。


ヨーロッパはペット医療がすすんでいるそうなので、英国リンクも調べてみると、VETMEDIN英国サイトも発見しました。


愛読の犬ブログは、ここ。
20061010165306.jpg←クリックすると、別ウィンドーで開きます。
私は、チャーリー君のファンなのですが、モナカ君がちょっとsonosonoに似てるかも。
どうでしょう?







追記:(2006年11月17日)
犬の心臓病やアカルディー、VETMEDIN、ACE阻害剤などで、検索して、
「sonosonoといっしょ」を訪問してくださった方へ・・・

心臓病を少しでもよくしてあげたい、と思えば、
一番良いのは、原因を治療することだとは思うのですが、
小型犬の心臓弁膜症の場合、小さすぎて手術のリスクも高くなります。

2006年11月現在、ウェブ上で論文を含めて、私が調べたところ、
体重が10kgないと難かしいようです。
次善の策として、お薬での治療となるわけですが、
基本は人間と一緒でACE阻害剤、そして、必要なら利尿剤を併用するようです。

ピモベンダンPimobendan(VETMEDIN)は、現在のところ、犬の場合、有用であると判断されて、よく用いられているようです。

犬の場合、人間と違って、安静を守りにくい、人間では有用であるが言葉が通じないが為に使いにくい薬がある、などが理由かもしれません。
(これは私の推測ですが・・)
特に、ピモベンダンは、大きな犬の心筋症による心不全の場合に成績が良いようです。

いずれにせよ、塩分制限が重要であることは、人間と同様だそうです。
(もともと、犬には塩分が不要なのですが、心不全になったら、より塩分に気を使うとよいそうです)

私は、あくまでも、犬の病気の専門家ではありませんが、論文その他、人間の心臓病に関する知識から、個人的に上記のように考えています。
くれぐれも、大事なパートナーであるペットについては、主治医の獣医さんに御相談され、指示にしたがってください。



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